メディア事業部/ディレクター メディア事業部/ディレクター

競馬ファンの間口を広げる。
それが私のミッション

メディア事業部
ディレクター
2019年入社(中途採用)

OA機器メーカーの営業、旅行系ECサイトのWebディレクターを経て、2019年ネットドリーマーズに入社。即戦力としてコンテンツ企画制作に携わり、現在は中央競馬、地方競馬のコンテンツ企画を担当している。一児の父。

一度は諦めたネットドリーマーズへの転職。
Web業界で経験を積んで再チャレンジ

新卒でOA機器メーカーに就職し、営業として数年働いたのち、Web制作会社に転職し、旅行代理店が運営するECサイトのディレクターを務めました。3年間勤務し、Webディレクションやコンテンツ制作に関する経験を積むことができたのですが、年齢的にも転職するなら次がラスト、最後は好きなことに携わる仕事がしたいと考えていました。

私の好きなこと、それは競馬です。高校生のとき、友人に「凄い馬がいる」と言われ、友人の父に連れて行かれた競馬場で出会ったのが、ディープインパクトでした。圧倒的な強さと独特のオーラは、ひとことで言えば「絶対王者」。その佇まいとドラマ性に魅了され、過去のレースを見るうちに気づけばファンになっていました。引退式にも行くほどのめり込み、その後も競馬を趣味として楽むように。もちろん、netkeibaも昔からずっと愛用しています。

実は、1回目の転職の際、ネットドリーマーズも候補に入れていました。しかし、当時はWeb業界が未経験だったこともあり、自分にはハードルが高いだろうと諦めていたのです。それから3年間、Web業界での経験を積んだことから、次こそはチャレンジしてみようと応募しました。内定をいただいた際、家族は競馬業界に身を置くことに少し懸念を抱いていましたが、「本当に自分がやりたいことなんだ」と思いを伝えて認めてもらいました。上場企業の傘下に入ったことや、渋谷の超高層ビルに本社移転することを妻に伝えると、「そんなに急成長している会社だったの!?」と驚いていましたね(笑)。

「与えられた課題を解決する」から、「自ら課題を見つけて解決する」への転換

現在は企画グループにて、中央競馬や地方競馬に関するコンテンツ企画を担当しています。企画立案のみならず、実際の制作ディレクションも務めています。制作進行の部分は前職のスキル・経験を生かせるところもあるのですが、前職ではどちらかといえば クライアント向けにモノづくりをしていたのに対して、当社のモノづくりは完全にユーザー志向。同じ「お客様」でも、この違いは意外と大きく、企画の考え方から仕事の進め方まで、常にユーザーファーストの目線に変えていく必要がありました。

以前は「クライアントに与えられた課題を解決する」という仕事のスタンスだったのですが、ここでは「自ら課題を探して解決する」というスタンスが求められます。まだまだ勉強中ですが、実践を通して少しずつマインドを変えることができていると思います。

自分が企画した機能に対する
ユーザーの声に感動

まだ入社して間もないのですが、やはり自分が最初に企画して世の中にリリースされたものはとても印象に残っています。それは、初心者の方にも競馬を楽しんでいただくための機能。小さな機能ですが、実は複雑な計算式を用いる必要がありました。開発の人と連携しながら仕事をすること自体が初めてだったので、いろいろと不慣れでご迷惑をおかけしましたが、みなさんが柔軟に対応してくださったことで、無事リリースまでたどり着くことができました。

数少ないフィードバックですが、「この機能を使ってみたらすごく良かったです!」というユーザーの声が届いたときは、とても嬉しくて感動しました。もちろん、リリースしたら終了ではなく、ここからが本当のスタート。社内外のフィードバックやクリック数などの数値を見ながら、しっかりPDCAを回して改善していくことも、自分にとっては新しい取り組みです。

ユーザー目線とチームプレーが
netkeibaのクオリティを支えている

ネットドリーマーズの強みは、ユーザー目線が徹底されている点にあると思います。ユーザーにとってこのページや機能はどう見えるのか、そこをみんなが本気で考え尽くしている。言葉一つとっても、これが一番ユーザーに伝わる言葉なのか?を議論することが多く、そのこだわりに大きな刺激を受けています。

そして、企画、開発、制作などにそれぞれ一流のプロフェッショナルがいて、少数精鋭のチームが力を発揮し合ってプロジェクトを進めています。

圧倒的なユーザー目線と確立されたチームプレー、それがnetkeibaのクオリティを支えているのだと思います。

あと、入社してから社内の熱狂的な競馬ファンと会ううちに、自分はそこまで競馬好きでもないのかもしれないと思うようになりました(笑)。凄まじい熱量のある方々と比べると、私は普通ですね。会議や雑談で自分すら知らない競馬用語が出てくることもあるので、競馬の世界は本当に奥が深いです。

競馬ファンの間口を広げるべく、新しい企画にチャレンジしていきたい

大好きな競馬の仕事に携わることができたからには、競馬業界を盛り上げることにできる限り貢献していきたいと考えています。当社は競馬に根付くギャンブルのイメージを、エンターテインメントやスポーツへと広げていくための取り組みに注力しています。私自身、競馬のギャンブル的な側面よりもディープインパクトのドラマやストーリーに感動した人間です。しかし、その魅力を人に伝えても「どうせギャンブルでしょ?」と言われてしまい、悔しい思いをすることが多々ありました。

今は広い層に競馬を楽しんでいただくための企画を考える立場にあり、それを美しく、かっこよくカタチにしてくれる仲間がいます。競馬ファンの間口を広げる、まだ世の中にない新しいものを生み出すことが自分に課されたミッションだと思うので、今後も積極的に新しいことにチャレンジしていきたいです。

※所属、職名等は、インタビュー当時のものです。