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レッドハットとネットドリーマーズ、Linux on POWERによる サイトマネジメントシステムのマーケティング的協業を発表

~トータルサイトマネジメントシステムにLinux on POWERを推奨~

レッドハット株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 藤田 祐治、以下レッドハット)と、株式会社ネットドリーマーズ(以下ネットドリーマーズ)は、2005年6月28日、Linux on POWERベースのコンテンツマネジメントシステムの分野で協業関係を強化することを発表しました。また、6月28日より、「4LESS INTERNET シリーズ(以下4LESS INTERNET)」のRed Hat Enterprise Linux v.4 for the IBM POWER対応版の販売及びサポートが開始されます。

ネットドリーマーズが開発、販売する「4LESS INTERNET シリーズ」は、サイトを時刻指定して自動更新したり、更新履歴を管理したりできるCMS機能(コンテンツマネジメントシステム)を提供するパッケージソフトウェアです。多くのCMSとは異なり、システムに合わせてウェブサイトを再構築や変更をせずに、既存のウェブサイトに容易に導入できるのが大きな特長となっています。

従来のCMSの問題点であったコンサルティングやテンプレート制作、コンテンツ移行などの導入コストをかけずに済み、すぐにウェブサイトに適用できることから、今までCMSの導入が進んでいなかった地方都市の中小・中堅規模企業や地方自治体などへの導入も進んでおります。

また、顧客管理、アンケート、メール配信、カスタマーサポートなどの機能を必要に応じて追加でき、拡張性に優れることから、ECサイトやニュースサイトなど、大規模サイトを運用する大企業にもすでに多くの導入実績があります。

この4LESS INTERNETの普及に伴い、プラットフォームを含めた、より高い安定性、信頼性や、充実したサポートへの要求が高まりつつあることから、レッドハットとネットドリーマーズは、これらの市場への安定的なウェブサイト運用基盤の提供を目的として協業に至りました。

従来から4LESS INTERNETはRed Hatをプラットフォームとして多くの実績がありましたが、このたびのRed Hat Enterprise Linux v.4 for the IBM POWERへの対応によって、より信頼性の高いウェブサイト運用基盤を提供できるものと考えております。

また、本協業は、本年4月26日レッドハットと日本アイ・ビー・エム(本社:東京都港区、社長:大歳卓麻、以下 日本IBM)が発表した「IBM(R) eServer(R)におけるISV支援プログラム」の一環によるもので、ソリューションの評価にあたってはIBMの検証施設であるeServerコンピテンシー・センター(eSCOC)を使用し、レッドハット、日本IBMによる技術支援が行われました。

日本アイ・ビー・エム株式会社 先進システム事業部 ビジネス・チャネル開発部長の中原 道紀氏は「本提携は当社のLinux on POWER戦略を推進するものであり、日本IBMとして本提携を支援をしていく所存です。」と語っています。

レッドハット、ネットドリーマーズ両社のIBM Linux on POWERによる協業により、ウェブサイト活用を望む企業が必要としている高いレベルの処理性能、安定性、信頼性、さらに費用対効果を顧客に提供していきます。

【レッドハット株式会社について】

レッドハット株式会社は、米国ノース・カロライナ州ラーレーに本社をおく、エンタープライズLinuxの世界的なプロバイダRed Hat, Inc.の日本法人です。オープンソースを基盤として、組込み系からエンタープライズサーバまで対応する普遍的なプラットフォームとサービスを提供してい ます。詳細については、ホームページ(http://www.jp.redhat.com)をご覧ください。

【株式会社ネットドリーマーズについて】

株式会社ネットドリーマーズは、中央区晴海に本社をおく、ウェブ・携帯分野を軸とした、ソフトウェアの開発・販売、ASPサービス、及びそれに伴うソリューションを提供する企業です。また、自らがコンテンツプロバイダとして、ウェブ・携帯サイトでの各種コンシューマー向けサービスの企画・開発・運営や、アライアンスによる共同事業の展開などを行っています。

【4LESS INTERNETシリーズについて】

5製品7機能からなるCMSを中心としたサイトマネジメントシステムです。マクロメディア社・アスキーソリューションズ社製品と連携したCMS製品「WEB SPIRAL」とあわせ、2003年の発売以来、大企業・公共団体を中心に約100本(2005年5月現在)の導入実績があります。

IBM、e-businessロゴ、eServer、zSeries、は、IBM Corporationの商標です。
Red HatならびにShadow Manロゴは米国およびその他の国でRed Hat,Inc.の登録商標若しくは商標です。
LinuxはLinus Torvaldsの商標です。
その他、記載されている会社及び製品の名称は、各社の商標または登録商標です。